「お茶席マッピング」に「リケジョマッピング」!?「八戸ライトショーフェスティバル2014」がとっても個性的
プロジェクションマッピングと言うと「建物に映像を映して終わり」と言うものが多いですが、青森県でちょっと変わったイベントを発見しました。
イベント期間は3日間ですが、驚くなかれ、その期間中にプロジェクションマッピングの投影が5種類も。
内容も「お茶席deプロジェクションマッピング」や「リケジョマッピング」などタイトルからも伝わってくるようにかなりの個性派。
今日は、その5種類の投影でどんな事が行われるのか、ご紹介します。
開催概要
2014年12月19日(金)~2014年12月21日(日)
青森県八戸市三日町 八戸ポータルミュージアムはっちその他
http://projection-mapping-fan.com/events/146/hacchi
お茶席deプロジェクションマッピング
八戸の風景などで彩られた映像を和室にプロジェクションマッピングすることで、伝統文化と先端技術の融合を楽しむお茶会。
実施するのは「江戸千家不白会 八戸支部」と言うからお茶会としても本格的。
茶券代300円でお茶・生菓子つきと言う大サービス。
お茶会の参加はお茶と生菓子が無くなり次第終了だが、映像自体は時間内であれば見れるようです。
本格的なお茶をプロジェクションマッピングの空間で嗜むなんてなかなかできない体験。
映像リノベーション リケジョマッピング
某細胞の某研究員さんで一躍有名になった言葉「リケジョ(理系女子)」ですが、こんなところにまでリケジョの波が来ていたとは。
協力は講談社が提供する理系女子応援サービス「Rikejo(リケジョ)」。
理系女子の為のコミュニケーション&情報提供サイトのようです。
当日はリケジョの皆さまがリケジョの目線で、八戸にちなんだプロジェクションマッピング映像を使って八戸市六日町ヤグラ横丁の空き店舗をリノベーションするそうです。
キラキラで女子力高い感じになるんですかね。
GrandVJ+VideoMapperを使ったプロジェクションマッピングワークショップ
Arkaos社のVJ/プロジェクションマッピングソフトを使って、実際に立体物に投影をしながら学べるワークショップ。
講師は「銀座十字屋ディリゲント」のスタッフさん。
ディリゲントは海外の楽器や音楽系ソフトを販売している会社。
ワークショップの後には、広場で「DJ/VJ night クラブはっち」と題したクラブイベントの開催もあります。
飛び出せ!みんなの八戸!プロジェクションマッピング幻想スクエア
「八戸ポータルミュージアムはっち」の壁面を使った市内初と言う本格的な3Dプロジェクションマッピング。
夏に親子ワークショップ参加者が作った紙粘土のウミネコやイカ、八戸をイメージした作品を映像に使うそうです。
こう言う所が地域コミュニティイベントの良い所ですね。
巨大やわたうマッピング国際コンペティション
高さ約2mの巨大な「八幡馬(やまたう)」2体にプロジェクションマッピングで投影する作品を公募したコンテスト。
「八幡馬」とは八戸市に古くから伝わる郷土玩具で、かわいらしい馬の置物。
その土地の郷土品を使う所がおもしろい。
コンテストは19日、20日・21日は全作品を投影するそうです。
メドツもビックリ!! マッピング百貨店
「メドツ(またはメドチ)」とは青森県に伝わる河童の一種だそうです。
中心街のショッピングビル4か所(さくら野百貨店八戸店、三春屋、ヴィアノヴァ、チーノはちのへ)に、八戸をテーマとするプロジェクションマッピングの小作品を投影。
街歩きしながらも楽しめるプロジェクションマッピング。
まとめ
個性的な催しもさることながら、地元の郷土品や妖怪(?)、地域のイベントで作った作品を再利用するなど、非常にコミュニティを大事にするイベントと感じました。
1日でもたっぷり楽しめるイベントなので、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょう。
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