御船山楽園「納涼～竹あかり～」

この夏、温泉地として有名な佐賀県武雄市で、世界初ともいわれるチームラボの池の水面を使った新作プロジェクションマッピング「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング- Mifuneyama Rakuen Pond」が投影されます。

開催地の御船山楽園は、国登録記念物の名勝地。
四季折々の草花や緑が楽しめる同園では毎年夏に「納涼～竹あかり～」と銘打ったイベントを開催し、15万坪にも及ぶ日本庭園を5,000の灯火で彩ります。
今年は、武雄温泉楼門創建100周年を記念してスケールアップ「佐賀・武雄のあかり～未来を照らす武雄のあかり展～」と題し、プロジェクションマッピングを投影。

水面はセンシングされタッチパネルのようになっており、水面に映し出された鯉は、池に浮かんで進む小舟に反応して泳ぐようになっている。また、それぞれの鯉は、近くの鯉のふるまいに影響を受けながら自律的に泳いでおり、小舟が静かに浮かんでいると周りに集まり、動くと逃げていく。その鯉たちの動きの軌跡が作品となる。

池を取り囲む木々と御船山はライトアップされ、散策路には5,000もの竹灯篭がロマンティックな夜を演出。
庭園内にはミシュラン5つ星の旅館、竹林亭もあり幻想的な空間が広がります。